Killua キルア
《推し、燃ゆ》日文小說閱讀筆記 1004
p.121 - p.123

本次內容摘要:

我偶然經過他住的公寓,看到一個女人抱著待洗衣物走出來。這一幕刺痛了我,因為即使我的房間裡堆滿了他的照片、CD、周邊商品,卻比不上他現實生活中的一件襯衫或一雙襪子來得真實。有人能夠繼續陪伴他的現在,而我只能停留在過去,無法再追隨。

他從偶像變成了普通人,而我已經無法再像以前那樣解讀他。不管我多麼在意他當初打人的原因,最後的真相卻也無從得知。這是我追隨他的命運,也是我必須承受的業。

https://images.plurk.com/76HgaAdCc3rni053PcgcBA.jpg

本命燃燒 日語學習 日文學習 日檢 N1 N2 N3 N4 N5
Killua キルア
Killua キルア
-
Killua キルア
[單字筆記]

🔹 寄せる(よせる):這裡指窗簾「被拉開」。

🔹 ショートボブ:短髮鮑伯頭。

🔹 蹌踉めく(よろめく):踉蹌、搖搖晃晃。

🔹 手すり(てすり):扶手、欄杆。

🔹 押し付ける(おしつける):推、壓、按住。

突然、右上の部屋のカーテンが寄せられ、ぎゅぎゅ、と音を立てながらベランダの窓が開いた。ショートボブの女の人が、洗濯物を抱えてよろめきながら出てきて、手すりにそれを押し付けるようにし、息をつく。

右上方房間倏忽傳來拉開窗簾的聲音,通往陽台的落地窗被開一個留著鮑伯頭的女人,抱著待洗衣物踉蹌地走出來,貌似扶著欄杆,喘一口氣。
Killua キルア
🔹 逸らす(そらす):岔開;躲開、避開;得罪人。

🔹 通り掛る(とおりかかる):偶然路過。

🔹 ふりをする:裝作。

🔹 早足(はやあし):快步走。

目が合いそうになり、逸らした。たまたま通りかかったふりをして歩き、徐々に早足になって、最後は走った。

我們的視線似乎對上,嚇得我趕緊別過臉假裝偶然經過這裡似的邁開步伐,然後逐漸加快腳步,逃離現場。
Killua キルア
どの部屋かはわからないし、あの女の人が誰であってもよかった。仮にあのマションに推しが住んでいなくたって関係がなかった。

我不曉得他住哪一間,也不在乎那女人究竟是誰,要是本命不住在那裡,那他們就毫無干係。
Killua キルア
🔹 傷つける(きずつける):傷害。

あたしを明確に傷つけたのは、彼女が抱えていた洗濯物だった。

其實真正傷害我的,是她抱的那一籃待洗衣物。
Killua キルア
🔹 これからも:今後仍然。

あたしの部屋にある大量のファイルや、写真や、CDや、必死になって集めてきた大量のものよりも、たった一枚のシャツが、一足の靴下が一人の人間の現在を感じさせる。引退した推しの現在をこれからも近くで見続ける人がいるという現実があった。

比起我房間裡一大堆本命的資料、照片、CD,還有拚命收集的大量周邊商品;光是一件襯衫、一雙襪子,就能讓我感受到一個活生生之人的現況,正視有人可以近距離繼續看著他卸下光環後的事實。
Killua キルア
もう追えない。アイドルでなくなった彼をいつまでも見て、解釈し続けることはできない。推しは人になった。

我不再追了。因為無法一直看著、繼續解讀不再是偶像的他。
本命已然成了一般人。
Killua キルア
🔹 引っ掛かる(ひっかかる):牽連;掛心、疙瘩。

なぜ推しは人を殴ったのだろう、という問いを避け続けていた。避けながら、ずっとそのことが引っ掛かっていた

他為何毆打傷人呢?我一直規避這問題,但規避的同時,又掛念著這件事。
Killua キルア
🔹 わけがない:不可能。

それでも、そんなことが、あのマンションの一室の外から見えるわけがないのだと思う。

即便如此,也不可能從外頭窺見那棟大樓的某一間,就能瞧出個究竟吧!
Killua キルア
🔹 睨みつける(にらみつける):瞪、怒目而視。

🔹 リポーター:記者。

🔹 向ける(むける):這裡指「對著」或「向著」某人。

解釈のしようがない。あのときの睨みつけるような眼は、リポーターに向けたんじゃない、あの眼は彼と彼女以外のすべての人間に向けられていた。

那時的他並未試圖解釋什麼,那斜睨的雙眼並不是看向記者,而是看著除了他與女友以外的所有人。
Killua キルア
🔹 墓石(ぼせき):墓碑。

🔹 佇む(たたずむ):靜靜地矗立著。

走って、走って、目の前に墓地があった。日を受けて、墓石は穏やかにたたずんでいる

我跑著、跑著,眼前有處墓地。
墓碑在陽光照耀下,穩穩佇立著
Killua キルア
🔹 柄杓(ひしゃく):杓子。

🔹 ばらける:四散、分散、散開。

🔹 生々しい(なまなましい):生動的;新鮮的。

🔹 嗅ぐ(かぐ):聞、嗅出。

🔹 床ずれ(とこずれ):褥瘡。

途中に見かけた小屋には水道の脇に箒や桶やひしゃくが並べられている。茎を切断された仏花ばらけていた。花はなまなましい傷のにおいがする。祖母の病室で嗅いだ床ずれのにおいに似ている。

途中發現的小屋水溝旁,擺放了掃帚、水桶和杓子。莖被切斷的供花支離四散,還有股新傷味兒,好似在外婆病房嗅到的褥瘡味
Killua キルア
🔹 ふと:突然、不經意地。

ふと、祖母を火葬したときのことを思い出した。人が燃える。肉が燃えて、骨になる。

突然想起外婆火葬時的情景。
人在燃燒,肉在燃燒,化成骨頭。
Killua キルア
🔹 引き留める(ひきとめる):留;挽留;制止。

🔹 自業自得(じごうじとく):自作自受。

🔹 散々(さんざん):狠狠地;淒慘、狼狽。

🔹 今さら:事到如今。

🔹 行い(おこない):行為、行動。

祖母が母を日本に引き留めたとき、母は何度も祖母に、あなたの自業自得でしょう、と言った。母は散々、祖母にうちの子じゃないと言われて育ってきたらしい。今さら娘を引き留めるなんて、と泣いた。自業自得。自分の行いが自分に返ること

外婆硬要母親留在日本時,母親好幾次埋怨她老人家自作自受,並細數著她當初是如何遭外婆苛待,泣訴外婆事到如今才想挽留女兒,根本是自作孽,自食苦果
Killua キルア
🔹 削る(けずる):削減、刪去。

🔹 業(ごう):業、宿命。

肉を削り骨になる、推しを推すことはあたしのであるはずだった。

削肉化骨,追星一事,應該是我的
Killua キルア
🔹 一生涯(いっしょうがい):一生、一輩子。

🔹 拾う(ひろう):撿。

一生涯かけて推したかった。それでもあたしは、死んでからのあたしは、あたし自身の骨を自分でひろうことはできないのだ。

窮盡一生只想追星,縱然如此,我死後卻無法為自己骨。
Killua キルア
-
Killua キルア
https://images.plurk.com/4Qday1u8fHlylhR3zVwTjY.jpg https://images.plurk.com/416V2CCa3Zi0vDJBbpxp0x.jpg https://images.plurk.com/52InZAVWZkAXkOI5q67rtL.jpg https://images.plurk.com/4Q19FywnML03849XXjR2sS.jpg https://images.plurk.com/4UyRrvs4XOcZaXh9fb2CMs.jpg https://images.plurk.com/1BIQll6v4uvMtzha6GhJEt.jpg https://images.plurk.com/2OIQsyKfhf6tE0HxZsFNAo.jpg https://images.plurk.com/5Sj5yCf64WaBx4Z24NMLGI.jpg
Killua キルア
下週待續。

Killua キルア
載入新的回覆