Killua キルア
@killua_neptune
Fri, Sep 6, 2024 3:50 PM
1
《推し、燃ゆ》日文小說閱讀筆記 0906
p.115 - p.117
本次內容摘要:
深夜時分,內心感到如同海水倒灌般的窒悶,望著本命的照片,那蒼白而陌生的輪廓,第一次真切地感受到他已經從我的世界中消失。
回憶起在九州親戚家,吃了供奉在佛壇上的橘子而吃壞肚子的往事。當時覺得供品毫無意義,直到後來為本命慶生時,才真正理解了奉獻的意義。
演唱會上偷偷錄音,結果只留下嘈雜的歡呼聲與模糊的音樂。從那一刻起,內心就像無法超渡的幽靈般徘徊不去。微腐的夜色中,冰箱發出的耳鳴般的金屬聲讓寂靜顯得更加濃重。
本命燃燒
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N1
N2
N3
N4
N5
Killua キルア
@killua_neptune
Fri, Sep 6, 2024 3:50 PM
[故事大綱 / 全部筆記集中區]
請看這裡。
@killua_neptune - 最近,突然想看宇佐見りん《推し、燃ゆ》的這本日文小說。它是第 164...
Killua キルア
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Fri, Sep 6, 2024 3:51 PM
-
Killua キルア
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Fri, Sep 6, 2024 3:51 PM
Sat, Sep 7, 2024 5:57 AM
[單字筆記]
🔹 湛える(たたえる) :充滿、裝滿(液體);(笑容)滿面。
🔹 ぼおと :形容悶悶的聲音,增強詭異的氛圍。
🔹 漂う(ただよう) :漂浮。此處形容詭異感在體內遊走的感覺。
🔹 えずく :反胃、作嘔。
🔹 つつき回す(つつきまわす) :不停戳刺分,形容一種持續的、煩人的痛感。
夜中の三時十七分だった。
海水をたたえた
洞窟に、
ぼおと
音が鳴り響くような気味の悪さが体のなかを
ただよっていて
、それが空腹を通り過ぎたあとにも似たえずくような痛みになって
胃をつつき回した
。
現在是半夜三點十七分。
體內
充斥著
有如
海水倒灌
的洞窟裡,不時響起
詭異
聲響的不舒服感,也有點像是餓過頭後,那種
不斷翻攪胃部
的疼痛感。
Killua キルア
@killua_neptune
Fri, Sep 6, 2024 3:52 PM
🔹 生白い(なまじろい) :蒼白的。
🔹 浮き上がる(うきあがる) :浮現。
🔹 見慣れない(みなれない) :陌生、不熟悉的。
引っ越すときに移した推しの顔写真が
生白く浮き上がり
、不思議にその輪郭が
見慣れない
ものみたいに見える。
搬家時,一起帶過來的本命大頭照,
顯得格外蒼白
,竟然覺得那輪廓看起來
好陌生
。
Killua キルア
@killua_neptune
Fri, Sep 6, 2024 3:52 PM
Fri, Sep 6, 2024 3:52 PM
🔹 遺影(いえい) :遺照。
そこにいま現在の推しはいないのだという感覚を初めて持ち、すべての写真は、ある意味
遺影
のようでもあると思った。
初次感受到本命從我的世界消失了。
就某種意思來說,所有照片彷如
遺照
。
Killua キルア
@killua_neptune
Fri, Sep 6, 2024 3:52 PM
🔹 供える(そなえる) :供奉。
むかし、九州の親戚に会いに行ったとき、仏壇に
そなえた
蜜柑を食べお腹を壊したことがある。
想起以前去九州親戚家時,吃了
供奉
在佛壇上的橘子,而吃壞肚子一事。
Killua キルア
@killua_neptune
Fri, Sep 6, 2024 3:53 PM
🔹 張り替える(はりかえる) :更換、重鋪。
🔹 歯を立てる(はをたてる) :用牙齒咬東西。
🔹 かみ切れない(かみきれない) :咬不斷。
張り替えたばかり
だというまだ青い匂いのする畳の上で、親戚のおばさんが剥いた蜜柑に
歯を立てる
と、白い袋を
かみ切れないまま
中の汁が喉に垂れて気持ちがわるかった。
當時我坐在
剛更換過
還有股新草味的榻榻米上,
咬了一口
親戚阿姨幫我剝的橘子,頓時有種橘子汁
連同
白色塑膠袋滑進喉嚨的感覺。
-
補充:
「白い袋をかみ切れないまま······」這句的「白い袋」指的應該是包裹橘子肉的外層白色的纖維(像袋狀物一樣),但因為橘子放太久了,纖維也硬化了,因此很難咀嚼。
Killua キルア
@killua_neptune
Fri, Sep 6, 2024 3:53 PM
🔹 酸っぱさ(すっばさ) :酸味。
🔹 ぬける :消失、退去。
🔹 張り(はり) :張力、緊實感。此處形容橘子的口感。
🔹 どうせ:反正、無論如何。
ずっと仏壇にそなえられていたせいか
酸っぱさがぬけ
、 甘いばかりで
張り
がなくなっていて、
どうせ
なら最初からそなえたりしないで食べればもっとおいしいのに、と思った。
可能是因為一直供在佛壇上的關係,橘子
早已沒了酸味
,甜膩到失了
口感
。
要是不
當作供品,直接拿來吃的話,肯定更好吃。
Killua キルア
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Fri, Sep 6, 2024 3:53 PM
「おそなえものとか、意味ないのにね」と口に出した。おばさんがどういうふうに答えたかは覚えてないけど、(接續下方)
「供品什麼的,一點意義也沒有啊!」
我不由得脫口而出,卻忘了阿姨那時如何回應。
Killua キルア
@killua_neptune
Fri, Sep 6, 2024 3:54 PM
🔹 腑に落ちる(ふにおちる) :理解、明白。
腑に落ちた
のは推しの誕生日にケーキを買うことにしてからだと思う。
不過,讓我
初次認同
供品存在的意義,是在本命生日當天,買了蛋糕慶祝。
Killua キルア
@killua_neptune
Fri, Sep 6, 2024 3:54 PM
🔹 ホイップクリーム :鮮奶油。
🔹 収まる(おさまる) :安放、置於。
🔹 似顔絵(にがおえ) :肖像、畫像。
🔹 齧る(かじる) :咬、啃。
仏壇にそなえたものを食べるみたいに、
ホイップクリーム
の真ん中に
収まった
、推しの
似顔絵
が描かれたチョコプレートを
かじる
。
我抱著像在吃供品的心情,
咬著插在鮮奶油
擠花正中央、繪著本命
肖像
的巧克力牌子。
Killua キルア
@killua_neptune
Fri, Sep 6, 2024 3:54 PM
そなえること、買うことに意味があって、食べるときにはもうもらいものみたいな感覚になった。
原來買東西當作供品一事是有意義的,吃的時候有種來自別人餽贈的感覺。
Killua キルア
@killua_neptune
Fri, Sep 6, 2024 3:54 PM
🔹 密録(みつろく) :秘密錄音。
🔹 ごつごつ :粗糙、凹凸不平;生硬、粗魯。
🔹 割れる(われる) :破碎、破裂。
🔹 うっすらと :微微、淡淡地。
密録
できたのは、結局、歓声ばかりだった。
ごつごつとした足音
や泣き叫んでいる声がすべてを覆って、
割れた歌声と音楽がうっすらと聞こえる
くらい。
偷偷錄音
的結果,就是只錄到尖叫歡呼聲、
雜沓的腳步聲
,哭喊聲淹沒一切,只
依稀聽到混濁不清的歌聲與音樂
。
Killua キルア
@killua_neptune
Fri, Sep 6, 2024 3:55 PM
🔹 いっそ :乾脆、索性。
🔹 ピリオド :句點。
🔹 打ち損ねる(うちそこねる) :沒打好、失敗。此處表示「沒有好好畫下句點、做個好的結束」。
いっそ
ばれてもよかったのだとすら思った。
ピリオドを打ち損ねている
。
早知如此,
乾脆
大大方方地錄影算了,
真是如意算盤打錯了
。
-
補充:
「ピリオドを打ち損ねている」這句為帶有點遺憾的感覺,翻為「沒能好好畫下句點」更能強調那種「遺憾」,也更能和後面「虛晃度日」那句互相呼應。
Killua キルア
@killua_neptune
Fri, Sep 6, 2024 3:55 PM
🔹 成仏(じょうぶつ) :成佛。此處「成仏できない」,引申為「無法解脫」之意。
🔹 ふらつく :徘徊、搖晃;漫步、閒逛;猶豫、困惑。
あのときからずっと、
成仏できない
幽霊みたいに
ふらついている
。
從那時開始,我就像個
無法超渡成佛
的鬼魂般
晃蕩度日
。
Killua キルア
@killua_neptune
Fri, Sep 6, 2024 3:55 PM
🔹 腐る(くさる) :腐爛。
闇は生あたたかくて、
腐ったにおいがした
。水を飲みに立つ。
微暖的暗夜,
有股腐臭味
,我起身喝水。
Killua キルア
@killua_neptune
Fri, Sep 6, 2024 3:55 PM
🔹 耳鳴り(みみなり) :耳鳴。
冷蔵庫の立てる
耳鳴り
のような金属音が何倍にも増幅しているように聞こえ、それが静けさをより濃密なものにしている。
冰箱發出像是
耳鳴
的金屬聲,聽起來格外大聲了好幾倍,顯得周遭更加靜謐。
Killua キルア
@killua_neptune
Fri, Sep 6, 2024 3:56 PM
🔹 侵食する(しんしょくする) :侵蝕、滲透。
🔹 勝る(まさる) :更勝一籌、佔上風。
携帯をひらいた。顔を下から照らす画面の白い光は強烈ではあるけと、それでも庭や、廊下を
侵食してくる
夜のほうが
勝っている
。
我打開手機,即便照著臉部的畫面白光十分強烈,但
侵吞
庭院、走廊的夜晚
更勝一籌
。
Killua キルア
@killua_neptune
Fri, Sep 6, 2024 3:56 PM
-
Killua キルア
@killua_neptune
Fri, Sep 6, 2024 3:57 PM
Sat, Sep 7, 2024 8:57 AM
Killua キルア
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Fri, Sep 6, 2024 3:58 PM
下週待續。
Killua キルア
@killua_neptune
Sat, Sep 14, 2024 11:15 AM
下集來了!
日文小說閱讀筆記 0913 ⇩
@killua_neptune - 《推し、燃ゆ》日文小說閱讀筆記 0913 p.117 - p.119...
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p.115 - p.117
本次內容摘要:
深夜時分,內心感到如同海水倒灌般的窒悶,望著本命的照片,那蒼白而陌生的輪廓,第一次真切地感受到他已經從我的世界中消失。
回憶起在九州親戚家,吃了供奉在佛壇上的橘子而吃壞肚子的往事。當時覺得供品毫無意義,直到後來為本命慶生時,才真正理解了奉獻的意義。
演唱會上偷偷錄音,結果只留下嘈雜的歡呼聲與模糊的音樂。從那一刻起,內心就像無法超渡的幽靈般徘徊不去。微腐的夜色中,冰箱發出的耳鳴般的金屬聲讓寂靜顯得更加濃重。
本命燃燒 日語學習 日文學習 日檢 N1 N2 N3 N4 N5
請看這裡。
🔹 湛える(たたえる) :充滿、裝滿(液體);(笑容)滿面。
🔹 ぼおと :形容悶悶的聲音,增強詭異的氛圍。
🔹 漂う(ただよう) :漂浮。此處形容詭異感在體內遊走的感覺。
🔹 えずく :反胃、作嘔。
🔹 つつき回す(つつきまわす) :不停戳刺分,形容一種持續的、煩人的痛感。
夜中の三時十七分だった。海水をたたえた洞窟に、ぼおと音が鳴り響くような気味の悪さが体のなかをただよっていて、それが空腹を通り過ぎたあとにも似たえずくような痛みになって胃をつつき回した。
現在是半夜三點十七分。
體內充斥著有如海水倒灌的洞窟裡,不時響起詭異聲響的不舒服感,也有點像是餓過頭後,那種不斷翻攪胃部的疼痛感。
🔹 浮き上がる(うきあがる) :浮現。
🔹 見慣れない(みなれない) :陌生、不熟悉的。
引っ越すときに移した推しの顔写真が生白く浮き上がり、不思議にその輪郭が見慣れないものみたいに見える。
搬家時,一起帶過來的本命大頭照,顯得格外蒼白,竟然覺得那輪廓看起來好陌生。
そこにいま現在の推しはいないのだという感覚を初めて持ち、すべての写真は、ある意味遺影のようでもあると思った。
初次感受到本命從我的世界消失了。
就某種意思來說,所有照片彷如遺照。
むかし、九州の親戚に会いに行ったとき、仏壇にそなえた蜜柑を食べお腹を壊したことがある。
想起以前去九州親戚家時,吃了供奉在佛壇上的橘子,而吃壞肚子一事。
🔹 歯を立てる(はをたてる) :用牙齒咬東西。
🔹 かみ切れない(かみきれない) :咬不斷。
張り替えたばかりだというまだ青い匂いのする畳の上で、親戚のおばさんが剥いた蜜柑に歯を立てると、白い袋をかみ切れないまま中の汁が喉に垂れて気持ちがわるかった。
當時我坐在剛更換過還有股新草味的榻榻米上,咬了一口親戚阿姨幫我剝的橘子,頓時有種橘子汁連同白色塑膠袋滑進喉嚨的感覺。
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補充:
「白い袋をかみ切れないまま······」這句的「白い袋」指的應該是包裹橘子肉的外層白色的纖維(像袋狀物一樣),但因為橘子放太久了,纖維也硬化了,因此很難咀嚼。
🔹 ぬける :消失、退去。
🔹 張り(はり) :張力、緊實感。此處形容橘子的口感。
🔹 どうせ:反正、無論如何。
ずっと仏壇にそなえられていたせいか酸っぱさがぬけ、 甘いばかりで張りがなくなっていて、どうせなら最初からそなえたりしないで食べればもっとおいしいのに、と思った。
可能是因為一直供在佛壇上的關係,橘子早已沒了酸味,甜膩到失了口感。要是不當作供品,直接拿來吃的話,肯定更好吃。
「供品什麼的,一點意義也沒有啊!」
我不由得脫口而出,卻忘了阿姨那時如何回應。
腑に落ちたのは推しの誕生日にケーキを買うことにしてからだと思う。
不過,讓我初次認同供品存在的意義,是在本命生日當天,買了蛋糕慶祝。
🔹 収まる(おさまる) :安放、置於。
🔹 似顔絵(にがおえ) :肖像、畫像。
🔹 齧る(かじる) :咬、啃。
仏壇にそなえたものを食べるみたいに、ホイップクリームの真ん中に収まった、推しの似顔絵が描かれたチョコプレートをかじる。
我抱著像在吃供品的心情,咬著插在鮮奶油擠花正中央、繪著本命肖像的巧克力牌子。
原來買東西當作供品一事是有意義的,吃的時候有種來自別人餽贈的感覺。
🔹 ごつごつ :粗糙、凹凸不平;生硬、粗魯。
🔹 割れる(われる) :破碎、破裂。
🔹 うっすらと :微微、淡淡地。
密録できたのは、結局、歓声ばかりだった。ごつごつとした足音や泣き叫んでいる声がすべてを覆って、割れた歌声と音楽がうっすらと聞こえるくらい。
偷偷錄音的結果,就是只錄到尖叫歡呼聲、雜沓的腳步聲,哭喊聲淹沒一切,只依稀聽到混濁不清的歌聲與音樂。
🔹 ピリオド :句點。
🔹 打ち損ねる(うちそこねる) :沒打好、失敗。此處表示「沒有好好畫下句點、做個好的結束」。
いっそばれてもよかったのだとすら思った。ピリオドを打ち損ねている。
早知如此,乾脆大大方方地錄影算了,真是如意算盤打錯了。
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補充:
「ピリオドを打ち損ねている」這句為帶有點遺憾的感覺,翻為「沒能好好畫下句點」更能強調那種「遺憾」,也更能和後面「虛晃度日」那句互相呼應。
🔹 ふらつく :徘徊、搖晃;漫步、閒逛;猶豫、困惑。
あのときからずっと、成仏できない幽霊みたいにふらついている。
從那時開始,我就像個無法超渡成佛的鬼魂般晃蕩度日。
闇は生あたたかくて、腐ったにおいがした。水を飲みに立つ。
微暖的暗夜,有股腐臭味,我起身喝水。
冷蔵庫の立てる耳鳴りのような金属音が何倍にも増幅しているように聞こえ、それが静けさをより濃密なものにしている。
冰箱發出像是耳鳴的金屬聲,聽起來格外大聲了好幾倍,顯得周遭更加靜謐。
🔹 勝る(まさる) :更勝一籌、佔上風。
携帯をひらいた。顔を下から照らす画面の白い光は強烈ではあるけと、それでも庭や、廊下を侵食してくる夜のほうが勝っている。
我打開手機,即便照著臉部的畫面白光十分強烈,但侵吞庭院、走廊的夜晚更勝一籌。
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