masaka
ジョージ・クラムの「チェロ・ソナタ」を、ピーター・オラフ・スワンソンの演奏で。幻想曲、変奏曲、トッカータという枠組みの中に無調あるいは半音階的にうねる流れとPizzやかすかにジャズ風のリズムなどを埋め込む。ミェチスワフ・ワインベルクの「無伴奏チェロ・ソナタ第1番」はさらに古典的な装いながら異型の旋律要素。リゲティのソナタは深々した1楽章と動き回る2楽章。ヒンデミットのソナタは力の入った両端楽章が柔らかな動きの2楽章と跳ね回る4楽章をはさみ3楽章がじっくり聞かせる。Sheva Collection SH279 nml