masaka
ブライアン・ファーニホウの「反自然の技」を、イアン・ペイスの演奏で。副題《話すピアニストのための影芝居》の通り奏者がボソボソ呟きながら変に重々しい序章に続いて軽く明るい複雑性の中心部があり、また勿体つけた終結部が来る。「渦巻き」は緩やかな流れの中に時々複雑性、「カラブリアの王」は飼い猫を追悼するという哀歌。これらは2000年以降の作。60年代の「インベンション」「エピグラムズ」も思ったより静かな部分が多く、「2台のピアノのためのソナタ」「3つの小品」になってやや複雑さが全面に出てくるか。80年代の「レンマ=イコン=エピグラム」でイメージ(先入観)と一致。Metier MSV28615 nml
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