
masaka
レーラ・アウエルバッハの「パルティータ」を、クリスティン・ベルンシュテッドの演奏で。古風な形式を用いながら主題は超高音から、時おり激しい不協和音を交えるといった趣のVn独奏で原題はPar.ti.ta。「孤独の組曲」も静謐で古風な姿を持ちつつ奇を衒わずにモダンな顔がのぞく。《孤独なVn奏者のためのバレエ》だという。「祈り」はホロコーストへの思い。「記憶よ、語れ」はナボコフ自伝のタイトルでもあり二声の対話が一つの線に収斂していく。Naxos 9.70376 nml