masaka
セオ・ジュリの「一」を、パトリック・イムの演奏で。Vn独奏が12ヶ月それぞれを静謐にまた激しく表現する連作。伊藤巧真「見知らぬ地からの旋律」はアルペジオを散りばめた正統派の静かな無伴奏。イラリ・カイラ「孤独」は逆に激しいアルペジオ。パール・ラグナル・パールソン「エルミタージュ」はA音を中心に透明な音が広がっていく。マシュー・シュライバイス「脆い記憶」は交互に上下する波間に浮かぶPizzやグリッサンド。ジョン・リベラトーレ「不思議、高い空」は幅広い黙々とした歩みから瞑想を経て駆け出す3章。New Focus Recordings FCR411 nml
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