
masaka
トビアス・PM・シュナイトの「ピアノ三重奏曲第3番」を、トリオ・フェニックス-3の演奏で。副題「アマーデ」はモーツァルト的透明さで始まりいたずらに満ちた喧騒になったり夢見るようになったりしながらまた消えていく。「弦楽四重奏曲第3番」は副題が「シューマン」でその《朝の歌》《幽霊変奏曲》などを引用したやはり静謐な音楽の中に時折いびつな音が紛れ込む。「Pf三重奏曲第4番テスタメント」はハンマークラヴィーア・ソナタの冒頭引用から始まって硬軟入り交じる展開に。「Pf三重奏曲第2番パ・ド・トロワ」は最初から遊び心一杯。NEOS12316 nml