masaka
大澤真幸「〈世界史〉の哲学 中世篇」を読んだ。新約/旧約の二重性あるいは律法の否定と法、普遍論争と実在論、宮廷愛と十字軍と否定神学と輝ける闇などを対しして組み立てていくキリスト教ならではの中世の論理。三位一体、フィリオクエ、煉獄あたりは、歌詞テキストの訳でいろいろ調べて違和感を持っていたが、こうして大きな軸を示されると、イエスではなくて十字架につけられたキリストが結局このしくみの根底になっていることが分かる
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