
masaka
ミハウ・スピサクの「ピアノ組曲」を、クジャイツカ=ヤクレヴィチの演奏で。16分音符の細かな動きと大きな跳躍が交錯しそれらは分解されたりしながらバロックの姿を借りた5つの舞曲を構成する。「Vnソナタ」は荒っぽい不協和音連打から新古典派風に組み立てられる急緩急。「2台のピアノのための協奏曲」は勢いがありながら少しとぼけた味わいのアレグロ、神秘的な主題に始まる変奏曲、バロック風な小気味よさを少し着崩したフーガの3楽章。DUX1615 nml