masaka
ヒンデミットのピアノ・ソナタ第2番を、ブライデンバッハの演奏で。1936年というからナチスの迫害を受けて亡命直前という頃の作。シンプルな古典ソナタを少しずらしてからかうような趣。ウェーベルン「ピアノのための変奏曲」も同じ年で、セリーを用いた十二音技法の曲。3楽章あるが6分程度と短い。ストラヴィンスキーのピアノ・ソナタは1924年の方。新古典主義の頃だがむしろ疑似バロックとでもいう感じ。ラインホルト・フィンクバイナー「ピアノ組曲」は1954年でダルムシュタットに参加していた頃と言われるとなるほど。可愛らしい感じもある。ベルク「ピアノ・ソナタ」は作品1。冒頭の主題が発展していく形だがほぼ無調。Pan Classics PC19097 nml
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