masaka
アイマン・ファヌスの「ネグーム」を、フランシス=マリー・ウイッティ+ファヌスの演奏で。ブズーキというギリシャやバルカン半島で用いられるマンドリンのような楽器+Vcで、タクシムと呼ばれる中東音楽の即興的旋律に呼応していく。ブズーキをギターに持ち替えたり、Vcを2本弓で奏したり、スクラッチノイズからあれこれ叩く音まで、それが正統なアルペジオと組み合わされたり。楽譜があるのかという疑問を遥かに置き去りにする見事な音造形の応酬。そして最後は軽々と高みに登り消えていく。さすがはMode Records MOD-CD-316 nml
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