masaka
松濤美術館「井上有一の書と戦後グラフィックデザイン」展に行ってきた。具体美術協会周辺とつながる抽象から《愚徹》、そして『花の書帖』を経て《貧》そしてグラフィックデザインとの融合へ。PARCOや西武百貨店のポスターは目にしていたと思うが、こうして改めて見ると見事な調和だ。単なる前衛書展よりずっと立体的になっていて味わい深い。図録の言葉によれば、こうした文字の姿は工夫を重ねて行き詰まったときに底が抜けて現れてくるのだという
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