
masaka
オペラシティ「今津景 タナ・アイル」展に行ってきた。タナは土、アイルは水だそうで、インドネシアでの過去・現在の問題や出産・生命にまつわる神話的な題材をコンピュータで加工した図像の上に油絵で描くというかなり濃い表現。オブジェやインスタレーションも組み合わされ泥臭さと洗練が混合される。やや息が詰まりそうな密度の中で《Nautilus Goblet》という巻き貝の杯を見上げる少女の絵に吸い寄せられた。「寺田コレクション」はいつ見ても良い作品が揃っている。青木野枝の《水冠》とか。Project N97福本健一郎は水彩かと思うような油彩