masaka
オペラシティ「松谷武判」展に行ってきた。具体美術協会のメンバーという認識で、最初の部屋はいかにも、続いて《繁殖》シリーズなどがでてくるとどうも生々しく、さらに黒一面の一部が盛り上がる《流れ》《雫》などのシリーズはまぁそうかなという感じだったが、上の階で2本の創作ドキュメンタリーを見てボンドを流しながらヘアドライヤーや扇風機で乾かしてその風で波打ってくるなどの過程が分かると俄然興味が湧いて、再び後期の作品群へ。黒に盛り上がりというのはありがちのようだがなるほどこうしてオリジナリティが生まれるという。収蔵品展081で白髪一雄らの作品を見て、盛り上がると言ってもいろいろあるものだと改めて