masaka
国新美「田名網敬一 記憶の冒険」展に行ってきた。おもちゃ箱をひっくり返したような怒涛のイメージの連続で目を丸くする。アメコミやウォーホルの応用から始まって虚実入り交じる極彩色のキッチュな画面、常磐松やら千手観音やら若冲やら日本の伝統へのオマージュというかそれを取り込んでオリジナルに変換するエネルギー、《アルチンボルドの迷宮》など度肝を抜かれる立体物など、膨大で充実した展示に圧倒された。続けて「荒川ナッシュ医 ペインティングス・アー・ポップスター」は彼以外の現代作品も合わせて展示というか登場していて何が起きているのか頭の整理が追いつかない不思議な個展。これも面白かった