masaka
国新美「蔡國強 宇宙遊 ―〈原初火球〉から始まる」展に行ってきた。広い会場にLEDの大型作品《未知との遭遇》が堂々と設えられ壁面と七曲屏風にはさまざまな火薬/花火プロジェクトのドローイングと記録映像が並ぶ。万里の長城から1万メートルにわたって導火線と火薬を引っ張って点火するとかまさに宇宙から遊ぶというスケール感。チベットの顔料を使って描いた曼荼羅をガラスで挟んで火をつけてしまう《闇に帰る》という作品もなかなか面白かった。その前にサ美「虫めづる日本の人々」展、こちらはよく集めたなと感心するが、ややテーマにこじつけ感がなきにしも。画本虫撰の実物ははじめてお目にかかった
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