ロシア国営のＲＩＡノーボスチ通信は２３日までに、プーチン同国大統領は南アフリカのヨハネスブルクで今年８月下旬に開催予定の新興５カ国（ＢＲＩＣＳ）首脳会議にはオンラインで参加すると報じた。

ロシア大統領府の情報として伝えた。南アフリカのラマポーザ大統領も先に出した声明で、プーチン氏は対面では出席せず、代わりにロシアのラブロフ外相が参加することを確認した。

プーチン氏に対しては国際刑事裁判所（ＩＣＣ）がウクライナでの戦争に絡む戦争犯罪容疑で逮捕状を出している。ＩＣＣ設立に関係するローマ条約の加盟国である南アフリカは、ＩＣＣが訴追した人物が入国した場合、逮捕義務を負っている。

プーチン氏の出席問題とこの逮捕義務の関わり合いについて南アフリカ政府の指導者たちはこれまで相反する発言も示していた。