masaka
東京都写真美術館「セレンディピティ」展に行ってきた。鈴木のぞみ《柿の木荘》は磨りガラスの窓を写真の前に置いてその模様の影が淡く重なるのだが見る角度によってその重なり具合が変化するのが面白い。浜田涼《とぼとぼ》はシリーズで並ぶとボケた色彩が味わいを増す。お目当て畠山直哉《Slow Glass/Tokyo》は間近で見られてますます気に入った。写真撮影可なので水滴のアップまで収められて満足。写真の写真に自分の影が映りこむのも不思議なもの。帰りに東山詩織「Personal Hedges」展、幾何学的構成に小さな人や木々が組み込まれ水彩のタッチが少し切ない感じ