masaka
石井正己/編「菅江真澄 図絵の旅」を読んだ。江戸時代後期に東北から北海道を中心に旅した真澄の絵日記、地誌、民俗的図絵集から121点を選び、ほぼ見開きに図と文を配した。柳田国男が絶賛したというように民俗資料としても面白いし、当時の風景画としても味わいがある。真澄の記述の現代語訳(要約)と他の資料も参照した編者の解説が、特に日記部分で混在していて視点を惑わされるのが惜しい
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