機器狼↗️圖奇表符衝刺
這這這這可得趕快記下來呢... OAO
泥土෴暗隊(028/900)
青柳美帆子 on Twitter
言葉のニュアンスを10年前ははっきり受け取れていなかったなと思うことがあり、この言葉はカルト宗教の勧誘の表裏なんですよね。「きっと何者にもなれないから、カルトに所属し、カルト内で何者かになろう」という誘い文句。

カルトからの脱会は洗脳された人間を再洗脳するようなものというのは(今の自分は)わかっている。「ピングドラム」TV版のサネトシと桃果(ペンギン帽子)は同じ言葉の裏表で綱引きをしているわけですね
泥土෴暗隊(028/900)
眞悧は「お前たちは今の社会では救われず、何者にもならないから、親の役割を受け継いで(入会して)この世を破壊する何者かになれ」と言う。ペンギン帽子(TV版)は「お前たちは何者にもなれないが、何者かになろうとする誘いを拒絶し、やるべきことはやれ」と言う

で、劇場版の桃果は「社会が囁いてくる『何者かになれ』という誘いを拒絶し、やるべきことをやれたら(=ピングドラムを大切な誰かに手渡すことができたら)、それって何者かになれるってことだよね」とわたくしは解釈しております…

TV版終盤の冠葉・陽毬・晶馬の関係は、もともとわかりやすい構図ではあるんだけど、「カルト宗教からの脱会」という補助線を引くことで8倍くらいわかりやすくなりますね………
泥土෴暗隊(028/900)
冠葉の終盤の行動は己の無力感ゆえであり、彼のつきものが落ちるのは自分がすでに与えていたこと、ピングドラムを与えられる人間だったことを思い出せたからだし、ピングドラムを与えられる人間はそれだけで社会がなんと言おうと「何者」ではあるんだよな
泥土෴暗隊(028/900)
みーちゃん** on Twitter
「親に甘えられなかった人」は恋愛で重い行動を繰り返すようになります。親に甘えられなかった分「甘えたい」「優しくされたい」「大切にされたい」「ワガママ聞いて欲しい」「何でも受け入れて欲しい」って気持ちが強くなりすぎるから。長女にありがちな傾向だよね。

「親に甘えられなかった人」は恋人にも甘えられないし「自分なんかがこんなこと言っても…」ってならない?
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・「ハムナプトラ」 1923年のエジプトを舞台にしたオカルトアドべンチャー。
・「チェンジリング」 1928年のロサンゼルス、警察の腐敗の冤罪で精神病院にヒロインが閉じ込められるサスペンス
・「アンタッチャブル」 この時代ならではの悪法「禁酒法」とそれにまつわるギャングと捜査官との攻防を描いたアクション
・「リバーランズスルーイット」 おもに1920年代のアメリカの田舎での家族模様
・「華麗なるギャツビー」 1922年のNYが舞台の恋愛ドラマ
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それにより一メートルはあろう刃渡りの刃からはドス黒い〝闇〟が滲み、あらゆる光を捻じ曲げ、周囲を僅かに塗りつぶした。
泥土෴暗隊(028/900)
恐怖心が頭の中で鐘を乱打し、次いで奇妙なほどに冷めた判断力がそれを止める。これは死ぬな。そう結論する。

それを理解した途端、死という結果が腑に落ちた。いつか自分は戦場で死ぬだろう。常にそう思っていた。しかし、その運命がこうも早くやってくるとは思ってもいなかった。
泥土෴暗隊(028/900)
大きく息を吸い込むと、視界が暗くなり、周囲の音が遠くなっていく。

奇妙なまでの静寂。砂漠の只中にいるはずなのに、日差しの力を感じられない。薄暗い世界にの中、周囲には同じ年頃の少年たちの骸が倒れている。自分は、槍を手に、ただ呆然と立ち尽くしていた。頬に、砂混じりの風が吹き付ける。確かな感覚はそれだけだった。あの時から、自分は死を意識しはじめたのだ。人はいつか死ぬ。それも、簡単に死ぬ。そして、それは自分も例外ではない。
泥土෴暗隊(028/900)
くろがねの群れは駆竜騎兵の足元に群がり、血を貪る。先頭を走る騎兵は次々と転倒して、足並みの揃っていた突撃に遅滞をもたらす。

皮膚の下に刻み込まれた呪印が浮かび上がり、褐色の顔を、全身を漆黒の複雑な線を描く紋様が彩っていく。瞳孔が異常なほど大きく開き、額やこめかみ、頬、首筋に血管が浮き上がった。首の筋肉が強張り、ぎりぎりと歯を食いしばる。短く切った黒髪が逆立つ。全身を駆け巡る力を何とか制御しようと神経が格闘していた。
泥土෴暗隊(028/900)
苦痛を訴えながらのけぞった隙に、左に身を転じると、鱗の民の喉元に切っ先を突き入れた。しかし、同時に鱗の民の槍が左肩に当たる。穂先は、鎖甲の編目を引きちぎりながら、シアタカの肩肉を切り裂いた。鱗の民の剛力に落鳥しかけるが、何とか踏みとどまった。
泥土෴暗隊(028/900)
やがて月が昇るとき、流された血と迷い出た魂は、使徒に導かれて聖女王にまみえるだろう
彼らは祝福の歌を聞く。戦士には新しい矢を、馬には馬草を、詩人には三弦琴を与えよう。湧き出す泉のもと、杯の水を飲み干し、棗を食べる。その時、我らの魂に安息が訪れる
噛み付き、喰い破れ!聖女王の忠実なる猟犬たちよ!
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風が頬をなでる。故郷ならば心地よい風も、この地では痛みすら感じる熱を帯びている。
泥土෴暗隊(028/900)
列柱の立ち並ぶ宮殿のように、人の背丈をはるかに越える、無数の奇岩が乱立していた。奇岩は、白い砂漠とは対照的に黒い。歪な岩の間を通り抜ける風は、亡霊の嘆きのような音を発している。
泥土෴暗隊(028/900)
戦いの匂いはキシュにとって様々な匂いを総合したものだ。血の匂い、汗の匂い、恐怖や緊張の時に発せられる匂い、金属や皮革の匂い。そういった複雑な匂いの総合的な結果を、キシュは戦いと判断する。
泥土෴暗隊(028/900)
キシュからの情報がアシャンに流れ込んでくる。高速でぶつかりあい、火花をあげている武器の様子まで感じ取ることができる。
泥土෴暗隊(028/900)
聞いているうちに、その規則性が0と1の二つを用いた、わかりやすい例を上げるならばコンピュータ言語にも似た、非常にシンプルかつ平坦な言語列であることに気がついた。
泥土෴暗隊(028/900)
巨大な白骨の集合体。

 船の奥、空いた巨大な洞窟を塞ぐようにして立ちはだかる。

 その中央には巨大なクジラの頭蓋を抱え、そしてそれらは意志を持ったような動きで蠢き、じゃらじゃらと奇怪な音を鳴らしている。

 彼は穴の空いた眼光でしっかりとこちらを見据え、8本の骨腕を揺らした。
泥土෴暗隊(028/900)
私は履物の踵で、その片眼を踏みつけた。全身の重みをかけてキリキリと廻転した。
 白い太陽がキラキラと笑った。
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颯爽(さっそう)たる風情(ふぜい)の歩き様をするのではない。多くの場合、私は行く先の目的もなく方角もなく、失神者のようにうろうろと歩き廻っているのである。
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見たことも聞いたこともない名前の町が、広漠たる野原の真中に実在して、夢に見る竜宮城のように雑沓している。
泥土෴暗隊(028/900)
冬といふ季節は、蕭条とした自然の中にをののいてゐる、人間の果敢ない孤独さを思はせる。
そこには食物も餌物もなく、鈍暗とした空の下で、自然は氷にとざされて居た。死と。眠りと。永遠の沈黙と。――
泥土෴暗隊(028/900)
火が赤々と燃えて来る時、人々の身体からだは暖まり、自然に眠りが催してきた。そのうとうとした、まどろみ心地の夢の中で、だれも皆人々は、母の懐中(ふところ)に抱かれて居た、幼なき時の記憶を思ひ、なつかしい子守唄を思ふのだつた。さうした母の懐中ふところこそは、自然のあらゆる脅威の中から、孤独な幼ない彼等を保護してくれ、冬に於ける焚火のやうに、ぬくぬくと心地よく、彼等を夢心地に暖めてくれるのだつた。
泥土෴暗隊(028/900)
「昨日も今日も南風強く吹き雲を送りつ雲を払いつ、雨降りみ降らずみ、日光雲間をもるるとき林影一時に煌きらめく、――」
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木葉火のごとくかがやく
泥土෴暗隊(028/900)
月を蹈で散歩す、青煙地を這はい月光林に砕く」
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梢をわたる風の音遠く聞こゆ、ああこれ武蔵野の林より林をわたる冬の夜寒の凩なるかな。雪どけの滴声軒をめぐる
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美しき朝。空は片雲なく、地は霜柱白銀のごとくきらめく。小鳥梢に囀ず。梢頭針のごとし
泥土෴暗隊(028/900)
今朝から小雨が降りそそぎ、その晴れ間にはおりおり生なま暖かな日かげも射してまことに気まぐれな空合そらあい。あわあわしい白しら雲が空そら一面に棚引たなびくかと思うと、フトまたあちこち瞬またたく間雲切れがして、むりに押し分けたような雲間から澄みて怜悧さかし気げにみえる人の眼のごとくに朗らかに晴れた蒼空あおぞらがのぞかれた。
泥土෴暗隊(028/900)
木の葉が頭上でかすかに戦そよいだが、その音を聞いたばかりでも季節は知られた。それは春先する、おもしろそうな、笑うようなさざめきでもなく、夏のゆるやかなそよぎでもなく、永たらしい話し声でもなく、また末の秋のおどおどした、うそさぶそうなお饒舌しゃべりでもなかったが、ただようやく聞取れるか聞取れぬほどのしめやかな私語ささやきの声であった。
泥土෴暗隊(028/900)
そよ吹く風は忍ぶように木末こずえを伝ッた、照ると曇るとで雨にじめつく林の中のようすが間断なく移り変わッた、あるいはそこにありとある物すべて一時に微笑したように、隈くまなくあかみわたッて、さのみ繁しげくもない樺かばのほそぼそとした幹みきは思いがけずも白絹めく、やさしい光沢こうたくを帯おび、地上に散り布しいた、細かな落ち葉はにわかに日に映じてまばゆきまでに金色を放ち、頭をかきむしッたような『パアポロトニク』(蕨わらびの類たぐい)のみごとな茎くき、しかも熟つえすぎた葡萄ぶどうめく色を帯びたのが、際限もなくもつれからみつして目前に透かして見られた。
泥土෴暗隊(028/900)
あるいはまたあたり一面にわかに薄暗くなりだして、瞬またたく間に物のあいろも見えなくなり、樺の木立ちも、降り積ッたままでまた日の眼に逢わぬ雪のように、白くおぼろに霞む――と小雨が忍びやかに、怪し気に、私語するようにバラバラと降ッて通ッた。樺の木の葉はいちじるしく光沢が褪さめてもさすがになお青かッた、がただそちこちに立つ稚木のみはすべて赤くも黄いろくも色づいて、おりおり日の光りが今ま雨に濡ぬれたばかりの細枝の繁みを漏もれて滑りながらに脱ぬけてくるのをあびては、キラキラときらめいた」
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楢の類いだから黄葉する。黄葉するから落葉する。時雨しぐれが私語ささやく。凩こがらしが叫ぶ。一陣の風小高い丘を襲えば、幾千万の木の葉高く大空に舞うて、小鳥の群かのごとく遠く飛び去る。木の葉落ちつくせば、数十里の方域にわたる林が一時に裸体はだかになって、蒼あおずんだ冬の空が高くこの上に垂れ、武蔵野一面が一種の沈静に入る。空気がいちだん澄みわたる。遠い物音が鮮かに聞こえる。
泥土෴暗隊(028/900)
鳥の羽音、囀さえずる声。風のそよぐ、鳴る、うそぶく、叫ぶ声。叢くさむらの蔭、林の奥にすだく虫の音。空車からぐるま荷車の林を廻めぐり、坂を下り、野路のじを横ぎる響。蹄ひづめで落葉を蹶散けちらす音、これは騎兵演習の斥候せっこうか、さなくば夫婦連れで遠乗りに出かけた外国人である。何事をか声高こわだかに話しながらゆく村の者のだみ声、それもいつしか、遠ざかりゆく。独り淋しそうに道をいそぐ女の足音。遠く響く砲声。隣の林でだしぬけに起こる銃音つつおと。
泥土෴暗隊(028/900)
日は青々とした空に低く漂ただよッて、射す影も蒼ざめて冷やかになり、照るとはなくただジミな水色のぼかしを見るように四方に充みちわたった。日没にはまだ半時間もあろうに、モウゆうやけがほの赤く天末を染めだした。黄いろくからびた刈株かりかぶをわたッて烈しく吹きつける野分に催されて、そりかえッた細かな落ち葉があわただしく起き上がり、林に沿うた往来を横ぎって、自分の側を駈け通ッた、のらに向かッて壁のようにたつ林の一面はすべてざわざわざわつき、細末の玉の屑くずを散らしたように煌きらめきはしないがちらついていた。また枯れ草くさ、莠はぐさ、藁わらの嫌いなくそこら一面にからみついた蜘蛛くもの巣は風に吹き靡なびかされて波たッていた。
泥土෴暗隊(028/900)
この夜は月冴さえて風清く、野も林も白紗はくしゃにつつまれしようにて、何ともいいがたき良夜りょうやであった。
泥土෴暗隊(028/900)
月はさやかに照り、これらの光景を朦朧もうろうたる楕円形だえんけいのうちに描きだして、田園詩の一節のように浮かべている。自分たちもこの画中の人に加わって欄に倚って月を眺めていると、月は緩ゆるやかに流るる水面に澄んで映っている。羽虫はむしが水を摶うつごとに細紋起きてしばらく月の面おもに小皺こじわがよるばかり。流れは林の間をくねって出てきたり、また林の間に半円を描いて隠れてしまう。林の梢に砕くだけた月の光が薄暗い水に落ちてきらめいて見える。水蒸気は流れの上、四五尺の処をかすめている。
泥土෴暗隊(028/900)
見たまえ、そこに片眼の犬が蹲うずくまっている。この犬の名の通っているかぎりがすなわちこの町外まちはずれの領分である。
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見たまえ、そこに小さな料理屋がある。泣くのとも笑うのとも分からぬ声を振立ててわめく女の影法師が障子しょうじに映っている。外は夕闇がこめて、煙の臭においとも土の臭いともわかちがたき香りが淀よどんでいる。大八車が二台三台と続いて通る、その空車からぐるまの轍わだちの響が喧やかましく起こりては絶え、絶えては起こりしている。
泥土෴暗隊(028/900)
見たまえ、鍛冶工かじやの前に二頭の駄馬が立っているその黒い影の横のほうで二三人の男が何事をかひそひそと話しあっているのを。鉄蹄てっていの真赤になったのが鉄砧かなしきの上に置かれ、火花が夕闇を破って往来の中ほどまで飛んだ。話していた人々がどっと何事をか笑った。月が家並やなみの後ろの高い樫かしの梢まで昇ると、向う片側の家根が白しろんできた。
泥土෴暗隊(028/900)
「書いた直後は自画自賛、翌日は反省と後悔で酒に呑まれ、3日目には愛おしくて堪らなくなる。その繰り返しだ。作家なんてよ」
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私は黙って本箱の上の、蝋燭の焔ほのおを見た。焔は生き物のように、伸びたりちぢんだりして、うごいている。見ているうちに、私は、ふと或る事に思い到いたり、恐怖した。
泥土෴暗隊(028/900)
これはもういけない。蝋燭が消えたら、それまでだ。
 私は覚悟しかけた。
 焔は暗くなり、それから身悶みもだえするように左右にうごいて、一瞬大きく、あかるくなり、それから、じじと音を立てて、みるみる小さくいじけて行って、消えた。
 しらじらと夜が明けていたのである。
 部屋は薄明るく、もはや、くらやみではなかったのである。
 私は起きて、帰る身支度をした。
泥土෴暗隊(028/900)
私の白地の浴衣ゆかたも、すでに季節はずれの感があって、夕闇の中にわれながら恐しく白く目立つような気がして、いよいよ悲しく、生きているのがいやになる。不忍しのばずの池を拭って吹いて来る風は、なまぬるく、どぶ臭く、池の蓮はすも、伸び切ったままで腐り、むざんの醜骸をとどめ、ぞろぞろ通る夕涼みの人も間抜け顔して、疲労困憊こんぱいの色が深くて、世界の終りを思わせた。
泥土෴暗隊(028/900)
無数の黒色の旅客が、この東洋一とやらの大停車場に、うようよ、蠢動しゅんどうしていた。すべて廃残の身の上である。私には、そう思われて仕方がない。
泥土෴暗隊(028/900)
東京へ来ても、だめだと、あれほど忠告したじゃないか。娘も、親爺おやじも、青年も、全く生気を失って、ぼんやりベンチに腰をおろして、鈍く開いた濁った眼で、一たいどこを見ているのか。宙の幻花を追っている。走馬燈のように、色々の顔が、色々の失敗の歴史絵巻が、宙に展開しているのであろう。
泥土෴暗隊(028/900)
相手の顔も見ないで、私はぐんぐん先に歩いた。運命的に吸われるように、その青年は、私のあとへ従ついて来た。私は、ひとの心理については多少、自信があったのである。ひとがぼっとしているときには、ただ圧倒的に命令するに限るのである。相手は、意のままである。下手に、自然を装い、理窟りくつを言って相手に理解させ安心させようなどと努力すれば、かえっていけない。
泥土෴暗隊(028/900)
考えただけでも、背中に冷水をかけられたように、ぞっとして、息いきがつまる。
泥土෴暗隊(028/900)
その上不思議な事にこの画家は、蓊鬱おううつたる草木を描きながら、一刷毛ひとはけも緑の色を使っていない。蘆あしや白楊ポプラアや無花果いちじゅくを彩いろどるものは、どこを見ても濁った黄色きいろである。まるで濡れた壁土のような、重苦しい黄色である。この画家には草木の色が実際そう見えたのであろうか。それとも別に好む所があって、故意ことさらこんな誇張こちょうを加えたのであろうか。――私はこの画の前に立って、それから受ける感じを味うと共に、こう云う疑問もまた挟さしはさまずにはいられなかったのである。
泥土෴暗隊(028/900)
それらの夢の景色の中では、すべての色彩が鮮あざやかな原色をして、海も、空も、硝子ガラスのように透明な真青まっさおだった。
泥土෴暗隊(028/900)
街路は清潔に掃除そうじされて、鋪石ほせきがしっとりと露に濡ぬれていた。どの商店も小綺麗こぎれいにさっぱりして、磨みがいた硝子の飾窓かざりまどには、様々の珍しい商品が並んでいた。珈琲コーヒー店の軒には花樹が茂り、町に日蔭のある情趣を添えていた。四つ辻の赤いポストも美しく、煙草屋の店にいる娘さえも、杏あんずのように明るくて可憐かれんであった。
泥土෴暗隊(028/900)
しかし宇宙の間には、人間の知らない数々の秘密がある。ホレーシオが言うように、理智は何事をも知りはしない。理智はすべてを常識化し、神話に通俗の解説をする。しかも宇宙の隠れた意味は、常に通俗以上である。だからすべての哲学者は、彼らの窮理の最後に来て、いつも詩人の前に兜かぶとを脱いでる。詩人の直覚する超常識の宇宙だけが、真のメタフィジックの実在なのだ。
泥土෴暗隊(028/900)
店で買物をしている人たちも、往来で立話をしている人たちも、皆が行儀よく、諧調かいちょうのとれた低い静かな声で話をしていた。それらの話や会話は、耳の聴覚で聞くよりは、何かの或る柔らかい触覚で、手触てざわりに意味を探るというような趣きだった。とりわけ女の人の声には、どこか皮膚の表面を撫なでるような、甘美でうっとりとした魅力があった。すべての物象と人物とが、影のように往来していた。
泥土෴暗隊(028/900)
空気のいささかな動揺にも、対比、均斉きんせい、調和、平衡等の美的方則を破らないよう、注意が隅々すみずみまで行き渡っていた。しかもその美的方則の構成には、非常に複雑な微分数的計算を要するので、あらゆる町の神経が、異常に緊張して戦おののいていた。例たとえばちょっとした調子はずれの高い言葉も、調和を破るために禁じられる。道を歩く時にも、手を一つ動かす時にも、物を飲食する時にも、考えごとをする時にも、着物の柄を選ぶ時にも、常に町の空気と調和し、周囲との対比や均斉を失わないよう、デリケートな注意をせねばならない。
泥土෴暗隊(028/900)
町全体が一つの薄い玻璃はりで構成されてる、危険な毀こわれやすい建物みたいであった、ちょっとしたバランスを失っても、家全体が崩壊して、硝子が粉々に砕けてしまう。それの安定を保つためには、微妙な数理によって組み建てられた、支柱の一つ一つが必要であり、それの対比と均斉とで、辛かろうじて支ささえているのであった。しかも恐ろしいことには、それがこの町の構造されてる、真の現実的な事実であった。一つの不注意な失策も、彼らの崩壊と死滅を意味する。町全体の神経は、そのことの危懼きくと恐怖で張りきっていた。美学的に見えた町の意匠は、単なる趣味のための意匠でなく、もっと恐ろしい切実の問題を隠していたのだ。
泥土෴暗隊(028/900)
町の特殊な美しさも、静かな夢のような閑寂さも、かえってひっそりと気味が悪く、何かの恐ろしい秘密の中で、暗号を交かわしているように感じられた。何事かわからない、或る漠然ばくぜんとした一つの予感が、青ざめた恐怖の色で、忙がしく私の心の中を馳かけ廻った。すべての感覚が解放され、物の微細な色、匂におい、音、味、意味までが、すっかり確実に知覚された。あたりの空気には、死屍ししのような臭気が充満して、気圧が刻々に嵩たかまって行った。此所ここに現象しているものは、確かに何かの凶兆である。確かに今、何事かの非常が起る! 起るにちがいない!
泥土෴暗隊(028/900)
私は悪夢の中で夢を意識し、目ざめようとして努力しながら、必死に※(「足へん+宛」、第3水準1-92-36)もがいている人のように、おそろしい予感の中で焦燥した。空は透明に青く澄んで、充電した空気の密度は、いよいよ刻々に嵩まって来た。建物は不安に歪ゆがんで、病気のように瘠やせ細って来た。所々に塔のような物が見え出して来た。屋根も異様に細長く、瘠せた鶏の脚あしみたいに、へんに骨ばって畸形きけいに見えた。
泥土෴暗隊(028/900)
「今だ!」
 と恐怖に胸を動悸どうきしながら、思わず私が叫んだ時、或る小さな、黒い、鼠ねずみのような動物が、街の真中を走って行った。私の眼には、それが実によくはっきりと映像された。何かしら、そこには或る異常な、唐突な、全体の調和を破るような印象が感じられた。
泥土෴暗隊(028/900)
瞬間。万象が急に静止し、底の知れない沈黙が横たわった。何事かわからなかった。だが次の瞬間には、何人なんぴとにも想像されない、世にも奇怪な、恐ろしい異変事が現象した。見れば町の街路に充満して、猫の大集団がうようよと歩いているのだ。猫、猫、猫、猫、猫、猫、猫。どこを見ても猫ばかりだ。そして家々の窓口からは、髭ひげの生はえた猫の顔が、額縁の中の絵のようにして、大きく浮き出して現れていた。
泥土෴暗隊(028/900)
戦慄せんりつから、私は殆ほとんど息が止まり、正に昏倒こんとうするところであった。これは人間の住む世界でなくて、猫ばかり住んでる町ではないのか。一体どうしたと言うのだろう。こんな現象が信じられるものか。たしかに今、私の頭脳はどうかしている。自分は幻影を見ているのだ。さもなければ狂気したのだ。私自身の宇宙が、意識のバランスを失って崩壊したのだ。
泥土෴暗隊(028/900)
私は自分が怖こわくなった。或る恐ろしい最後の破滅が、すぐ近い所まで、自分に迫って来るのを強く感じた。戦慄が闇を走った。だが次の瞬間、私は意識を回復した。静かに心を落付おちつけながら、私は今一度目をひらいて、事実の真相を眺め返した。その時もはや、あの不可解な猫の姿は、私の視覚から消えてしまった。町には何の異常もなく、窓はがらんとして口を開あけていた。往来には何事もなく、退屈の道路が白っちゃけてた。
泥土෴暗隊(028/900)
猫のようなものの姿は、どこにも影さえ見えなかった。そしてすっかり情態が一変していた。町には平凡な商家が並び、どこの田舎にも見かけるような、疲れた埃っぽい人たちが、白昼の乾かわいた街を歩いていた。あの蠱惑的こわくてきな不思議な町はどこかまるで消えてしまって、骨牌カルタの裏を返したように、すっかり別の世界が現れていた。此所に現実している物は、普通の平凡な田舎町。しかも私のよく知っている、いつものU町の姿ではないか。そこにはいつもの理髪店が、客の来ない椅子いすを並べて、白昼の往来を眺めているし、さびれた町の左側には、売れない時計屋が欠伸あくびをして、いつものように戸を閉しめている。すべては私が知ってる通りの、いつもの通りに変化のない、田舎の単調な町である。
泥土෴暗隊(028/900)
人は私の物語を冷笑して、詩人の病的な錯覚であり、愚にもつかない妄想もうそうの幻影だと言う。だが私は、たしかに猫ばかりの住んでる町、猫が人間の姿をして、街路に群集している町を見たのである。理窟りくつや議論はどうにもあれ、宇宙の或る何所かで、私がそれを「見た」ということほど、私にとって絶対不惑の事実はない。あらゆる多くの人々の、あらゆる嘲笑ちょうしょうの前に立って、私は今もなお固く心に信じている。あの裏日本の伝説が口碑こうひしている特殊な部落。猫の精霊ばかりの住んでる町が、確かに宇宙の或る何所かに、必らず実在しているにちがいないということを。
泥土෴暗隊(028/900)
鍋なべはぐつぐつ煮える。
泥土෴暗隊(028/900)
斜に薄く切られた、ざくと云う名の葱ねぎは、白い処が段々に黄いろくなって、褐色の汁の中へ沈む。
泥土෴暗隊(028/900)
ある日の朝である。山を一面に包んでいた雪が、巓いただきにだけ残って方々の樅もみの木立が緑の色を現して、深い深い谷川の底を、水がごうごうと鳴って流れる頃の事である。
泥土෴暗隊(028/900)
麻痺まひの感じである。麻痺は一部分の死である。
泥土෴暗隊(028/900)
北欧の、果てもなき平野の奥に、白樺の森がある。歎くように垂れた木々の梢は、もう黄金色に色づいている。傾く夕日の空から、淋しい風が吹き渡ると、落葉が、美しい美しい涙のようにふり注ぐ。
 私は、森の中を縫う、荒れ果てた小径こみちを、あてもなく彷徨さまよい歩く。
泥土෴暗隊(028/900)
気がつくと、曲は終っている。そして、膝にのせた手のさきから、燃え尽した巻煙草の灰がほとりと落ちて、緑のカーペットに砕ける。
泥土෴暗隊(028/900)
夢野久作 微笑:夢野久作 微笑
萩原朔太郎 秋の漫歩:秋と漫歩
萩原朔太郎 冬の情緒:萩原朔太郎 冬の情緒
萩原朔太郎 猫町:萩原朔太郎 猫町 散文詩風な小説
泥土෴暗隊(028/900)
国木田独歩 武蔵野:国木田独歩 武蔵野
文アルアニメ7話
太宰治 朝:太宰治 朝
太宰治 座興に非ず:太宰治 座興に非ず
太宰治 待つ:太宰治 待つ
芥川龍之介 沼地:芥川龍之介 沼地
森鴎外 牛鍋:森鴎外 牛鍋
森鴎外 木精:森鴎外 木精
寺田寅彦 秋の歌:寺田寅彦 秋の歌
泥土෴暗隊(028/900)
口寂しい(空腹、タバコ等)受けに
攻めがちょっとしたイタズラでチューして
「まだ、足りない…もっと…」みたいな展開でヒートアップするの良くないで好か???創作意欲掻き立てられちゃうかもです(深夜テンション)
泥土෴暗隊(028/900)
寸止めシチュ何万回と吸いたいよな、イけなくて最初はやだとか言うけど後半お願いってぐずぐずに泣く受け我好
泥土෴暗隊(028/900)
何年も体の関係があって、ある時フッと深い意味なく「そういえばさ、このセ○レ関係いつまでやる?」っていったときに、もう片方が絶望的な顔して「恋人じゃないの‥ッッ?!!」とかいうすれ違いから始まる恋はありますか

個人的に「え????身体の関係あるんだから付き合ってるよね???」な男と「え????好きとか言われてないが???何言ってるの???」な相手の恋愛を見たい(欲望しかない)
泥土෴暗隊(028/900)
「おい、ここからどうすればいいんだ、教えろ」

「ちゃんと気持ちよくしてあげる」

「気持ちいいな?もっと気持ち良くなっていいからな…?」
泥土෴暗隊(028/900)
泥土෴暗隊(028/900)
人々の間を歩くそれは、まるで巨大な蟻だった。人の腰の高さまで体高があり、全長も人の背丈ほどあった。全身を黒光りする甲殻に覆われている。だが、細部を見ていくと、蟻とは異なっていることがわかる。甲殻のあちこちは鋭角的な線を描いている。その大顎は大きく美しい曲線を描いたものだ。胸部の側面は蛇腹状になっており、収縮を繰り返している。大柄でさらに凶悪な顎を備えた大蟻の姿も見えた。
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…… on Twitter
「電子化やらデータやら言ってる時代に、俺たちみたいな有象無象に頼るなんて君たちは変わってるな」
「神なんて、本当は信じてやいないくせにな」
とか、皮肉を込めて言ってきそうな刀、私的一位に鶴丸国永がいる。
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ジェット・リョー on Twitter
この本よかった。精神科医として数々の"常軌を逸した"家を訪問した筆者が語る、「家は心休まる空間であると同時に、狂気を培養する孵卵器でもある」という視点が面白い。少なからず他人の目がある外と違い、自分の価値観だけが正となる自宅は、時間の積み重ねとともに妄想や妄執の濃縮装置となりうる。

私は学生時代に消防点検のバイトをしていたことがあり、現場が大きな団地とかだったとき、全体のうち1、2軒そういう“常識からズレてる”家があったので感覚としてもよく分かる。今でもよく覚えているのは、各部屋の棚の上に人形の頭がたくさん並んでて、すべて部屋の中心を向く角度で置かれてた家。
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ここまで知り、やっておきながら、普通の人間みたいに振る舞うのはあまりに卑怯だ。
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ラテン語さん on Twitter
ドイツ語のGiftが「毒」という意味なのは、古典ギリシャ語の影響です。
まずGiftは元々「与えること」という意味でした。古典ギリシャ語のdósisが「与えること、贈り物」の他に「薬の用量」という意味があり (ラテン語dosis"用量"の語源)、この影響で「毒」という意味も生じました。
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美しい雨の表現の対極として扱われがちなゲリラ豪雨という言葉も個人的に嫌いではない。「本来存在しないはずの敵意や攻撃性を見出してしまうほど容赦なく降る激しい雨」の現代的な表現として優れていると思う。
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眠りながらも無意識に、相手に身を寄せてしまう人が可愛らしいですね。ふと身体がぶつかる感覚に、うつらうつらと目を覚ましたら、相手が眠りに落ちたままにキュッと抱きついてきたのだと分かって。無意識でも求めてくる素直さに「可愛いなぁ」と思わず頬が緩んで、自らも深く抱きしめ直したなら良い
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ぱやぱやくん on Twitter
どうしても仕事や課題のやる気が起きないときは、まず「目をつぶって」ください。そして深呼吸しながら「周りの音」「温度」「匂い」に集中すると思考がリセットされて集中できるようになります。ここで眠くなる人は単純に疲労の問題なので、やる気の問題ではないです。寝てください。
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まるで夜空を切り取ったかの様な幅広い刀身は、膨れようとする闇を無理矢理抑え込むかのように胎動し、刃先から影の雫が地面に滴る。
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依據 1992 年的立法的《中华人民共和国测绘法》——個人覺得更貼切的稱呼是「汝不准測量你的國」法,簡言之,只有取得中國測繪局的特別許可,才能在中國畫地圖,或使用 GPS 系統紀錄某物的座標,未經許可就等著坐牢。
外國人更是嚴禁取得中國的地圖資料。根據中國官方的宣告,從 2006 到 2011 年,共有 40 起非法測繪被逮捕的案例,大多是做地質學研究的外國科學家,少數甚至被判刑數年。開玩笑,中國的確切疆界是國防機密,連中國人自己都不許知道,豈容外人打聽呢!只有 14 家業者可以合法擁有中國的地圖資料,並且嚴禁把它們帶離國境。
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「お前さんを儂が迎えに来て、一体何の問題がある。眠りこけとる弟子を叩き起こすは師の権利。飯に誘うのは友の権利じゃな」
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「相手にとって不足は無しってやつだ。さあて、よーく引き付けてから――」

 グレアムが戦斧を頭上に掲げ、付き従う兵たちは合図を待つ。

 そして敵軍の先頭が射程圏に入った直後、彼は斧を振り下ろした。

「ド真ん中に、ぶちかませッ!」
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ヒグチ🐤 on Twitter
「死体を隠す時、海育ちの人は山を、山育ちの人は海を選ぶ」「西洋のホラーは神様から見放される恐怖を、日本のホラーは神様に見つかる恐怖を描いている」には関係がありそう。つまり、自分が育った土地の神に目をつけられるのを恐れるからでは

死体埋めって、土地を汚してコミュニティと居住環境に呪いをかけるってことなので、文化人類学的にはかなり罪が重い気がする

「ケーキ入刀と死体埋めはだいたい同じ」って話も流れてた。ケーキ入刀って酒樽の蓋を割るやつだから、方や「この土地を清めコミュニティを祝ぎました、私達はここで暮らします」と方や「この土地を汚しコミュニティに呪いをかけた、私達は絶対にここで暮らすことは許されない」だから、確かに表裏だ
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だから死体埋めってのは、個人が秘密裏に行える、土地と社会に対する強力な呪詛なんだろう。確かに思い返してみると、フィクションの中で死体埋めが実施されるとき、2人の憎しみは殺された相手というよりは、その状況を生んだ社会に矛先を向けているもんな。

以前、この記事を書いてからなぜ死体埋めは被害者というより社会への攻撃のように描かれるんだろうと不思議に思っていたので、腑に落ちるところがありました。/あなたは死体を埋めたあとの人間の肉声を出せるか(声優さんの芝居の上手さについて) - あにめマブタ
あなたは死体を埋めたあとの人間の肉声を出せるか(声優さんの芝居の上手さについて) - あにめマブタ
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一目置かれる雑学 on Twitter
エレベーターが重量オーバーで壊れるとき、みんなはロープが切れると思うよね?でも違うんだ。実際は、底が抜ける。重量制限は底が抜けないために設定してある。
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人類学では、
身長160㎝から169㎝までを 「中身長」とし
150㎝から159㎝は「低身長」
150㎝未満は「超低身長」と言い
170㎝から179㎝は「高身長」
180㎝以上は「超高身長」とする。
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創作に使えそうな花言葉メモ

紫陽花「貴方は美しく冷たい」エンドウ「永遠の悲しみ」キク「私を信じて」黒百合「呪い」クローバー「復讐」桑「心中」睡蓮「滅び」鳥兜「復讐」ハルジオン「追想の愛」葡萄「酔いと狂気」マリーゴールド「嫉妬」ラベンダー「私に答えて」リンドウ「悲しむ貴方が好き」
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ねぇ、知ってる?
ウェブサイトの履歴を消しても、エクセルでセル上の右クリックメニューから「ハイパーリンク」
→「ファイル・ウェブページ」
→「ブラウズしたページ」と開くと、消したはずの履歴が全部見えてしまうんだよ
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最近知った「考える時のテクニック」が個人的にかなり勉強になった

①一時間考えて答えが出ない時は「問いの立て方」か「情報の集め方」に問題がある

②筋の良い答えは力ずくで出すものでは無く自然に目の前に現れる

③長く考えるよりも短く何度も考える方が突破口を見つけやすい
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「〇好きじゃなくて、〇好きな自分が好きなだけだろう?」

「それの何が悪い。私は〇を好きな自分が好きだし、〇と真面目に向き合ってる時だけ存在する自分の魂の形が好きなのだ」

という話が好きで、俺も映画や本に真面目に向き合ってる時だけは、自分が結構好きな気がする。真面目いいよ。真面目
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大好きな数字のマジックに、”1日の1%は約15分”があります。習慣形成にぴったりの数字で、「1%だけがんばろ…」と、自分を励ますのに12年使い続けています。1%だけ読書、1%だけ筋トレ、1%だけ早起き。めんどくさがりだった私が、良い習慣を身につけるきっかけになりました。ぜひ試してみてください。
泥土෴暗隊(028/900)
『弱い人は復讐する。強い人は許す。賢い人は無視する』というアインシュタインの言葉は私の人生訓になっていて、お陰で他人に惑わされずに過ごせてるので、もっと世の中に広まってほしいなと思う。
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在黑暗的環境中
針孔會有紅光
所以關燈如果看到紅光就是有針孔攝影機
但因為不能關燈 所以用墨鏡代替
利用紅色的波長比較長的原理
不會跟紫外線一樣被墨鏡濾掉
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同じ魔術の深淵に挑む者たちだ。

 グレイ・ルーヴァは周囲の魔術師の様子も気にしている。

 同志として。

 どれだけ先を歩んでいようとも。
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——そうしていれば、やがて、永遠の時が経過する。

 さぁ、時間だ。

 終わりの時間だ。

 ようやく訪れた、決着の時間だ。

 追いかけっこは、終わりを告げる。
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思考を広げる。

 収集がつかなくなりそうな膨大な情報量を、脳の中に構築し続ける。

 積み上げ続ける。

 繋がりを探す。

 現実的じゃない情報も、拾い上げる。
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表情。

 否、顔つき。

 その造形。

 顔のパーツ、ひとつひとつ。

 目や口に鼻、眉毛にまつ毛、耳と髪。

 大きさ、色、形。

 また、それらのバランス。

 距離と傾き、あるいはその高低。

 

 ああ、まるで、ぽっかりと穴が空いたようだった。

 記憶にぽっかりと穴が空いて——その顔に、ぽっかりと穴が空いた。  全くもって思い出せなかった。   彼女がどんな顔をしていたのか。  彼女はどんな容姿をしていたのか。  その容貌は切り取られたように。  穴が空く。  丸くてぼんやりとした黒がその肌色の顔を埋め尽くしている。  穴の奥に、何かが見える。  黒く、美しい闇色。  そこには遠い宇宙の銀河にも似た、星の散りばめられた、深淵が——
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あの蹂躙を見たか!? ヤツらはずっと手加減していたんだ! もう七日だぞ! 七日間も私たちの戦力を推し量り、見くびって、弄んで、そうして今はこうやって、観測され尽くされた私たちはもう一方的に嬲られる立場にしかいない! 私たちは——最初から、負けていた!
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