ただの(☆u∂)担

Sexy Zone、誰かの夢の糧となる5人の穏やかな絆 温かな空気を共有した『らじらー!』同窓会SP
Sexy Zone、誰かの夢の糧となる5人の穏やかな絆 温かな空気を共有した『らじらー!』同窓会SP
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1月2日、Sexy Zoneがまた『らじらー!』に帰ってきた。2016年から2019年までの3年間、『らじらー!サタデー』(NHKラジオ第1放送)22時台のMCを務めていた彼ら。昨年1月2日にも『らじらー!』に登場していたが、今年も地元に帰郷するかのように再び同番組に出演したのだ。

 『Sexy Zoneのらじらー!同窓会スペシャル~おっきいステージも立てたらいいな セカンドシーズン~』と題した今回のスペシャル放送。冒頭では、かつてレギュラー放送時代にもメールを送ってくれたリスナーが「保育士になる夢を叶えた」と報告する場面も。
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「アイドル冥利につきない?」と感慨深い思いを言葉にしたのは中島健人。さらに松島聡が「より頑張っていかなきゃと思うし、一言一言を汲み取ってさ、努力の源として生きるっていいよね」と続ける。また、菊池風磨は保育士もアイドルも同じように「夢のステージに立っている」のだと例え、佐藤勝利は「続けていけたら“総理大臣になりました”って人も同窓会のなかで会えるかも?」と夢を膨らませ笑いを誘った。
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Sexy Zoneが『らじらー!』を卒業したとしても、メンバーもファンもその共有した時間を糧に走り抜けてきたからこそ、この温かな空気に包まれたのだとわかる。

 さらにほっこりとした気持ちになったのが、クジ引きで決めたツーショットで語らう「セクシークレットトーク」のコーナーだ。さっそく菊池&松島が「お互いのかわいいところは?」というお題に、日頃メンバーをイジる側の菊池に対して松島が「風磨ちゃんのかわいかった瞬間ですね、寝顔とか?」と発言。今回ばかりはマウントを取ることに成功したかと思いきや、菊池からすぐさま「松島の寝顔も好きだよ」とカウンター返しをくらってしまうから微笑ましい。
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「えっ、見せたことなくない?」と慌てる松島に、菊池はさらに無防備な寝顔をこっそりと激写していることを暴露。「カメラフォルダにめちゃくちゃある」と言われると「やめてやめて! 消して! えっ、いつ撮ってる?(笑)」とパニックに。10年前から変わらぬ敵わない兄弟のじゃれ合いのようなやりとりが見受けられた。

 だが、次の「挑戦したいこと」のお題になると、菊池から松島に「連続ドラマとかどうですか?」とちょっぴり真面目なアシストが。これには松島も「やりたい! 学園モノで影のある役とか!」と嬉しそうに答え、「風磨くんにはアウトローな役もやってほしいし、声優とかも!」と盛り上がる。年下メンバーの成長を喜び、そして年上メンバーは憧れられ続けるという、大人になった兄弟感も垣間見えるトークとなった。
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続いて、中島&佐藤のトークテーマでは「この5人でよかったと思うときは?」とさらに深いお題が。佐藤の口からは「自分も含めて話すから恥ずかしいけど、(結成当時から)可能性を感じた」と、話す姿勢こそ控えめだが確かな自信と誇りを感じさせる言葉が飛び出す。

 対して中島は、2017年に5周年記念ツアー最終日にファンからサプライズローズをもらったことを振り返り、「この5人でこの花束を受け取れてよかったな」としみじみ。さらに、2020年に1年9カ月振りに5人が揃って出演した『THE MUSIC DAY』(日本テレビ系)で「RUN」を歌ったときに「誰ひとり欠けてはいけない究極のバランスなんだ」「これはどこまでも走り抜けていかなければと思った」とも。
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5人とは、もちろんこの日出演した佐藤、中島、菊池、松島と、現在活動休止中のマリウス葉を含む。4人の会話には、ごく自然な形でマリウスの名前も出てくるのが、今の彼らから感じられる穏やかな絆だ。

 先述した菊池の「声優にチャレンジ」の話でも「マリウスが一番ガッツリやってるんじゃないですか?」「ガッツリ声優を5人で!」「めざせマリウスってことで!」と話が弾んでいた。

 そんなマリウスに対していつでも帰ってこられる場所を整えて待つ柔らかな愛は、ファンも同じ気持ちのようだ。「世界のステージで披露してほしいメンバーのソロ曲」のリスナー投票でマリウスのソロ曲「all this time」が1位に選ばれてオンエアされたのだ。
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Sexy Zoneの5人は、一見すると異なる個性が光って見えるが、その根底にある真面目で繊細でちょっぴり不器用な面はとてもよく似ているように感じる。だからこそ、この10年はそれぞれが自分自身を追い詰めるほどに努力を重ねたり、あるいはメンバーの痛みに気づいたとしても触れられないもどかしさを抱えたりもした。しかし、そのヒリヒリした月日にもSexy Zoneとして走り続ける強さが確かにあった。
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きっと『THE MUSIC DAY』のときのように、この先また5人が揃った際にはこれまで以上に爆発的なパワーを見せてくれるに違いない。そして、この同窓会スペシャルのように、ファンもまたその日に向けて様々な夢を叶えようと奮起することができる。“いつか”と思える楽しみ(=夢)を見せ続けられること。そんなワクワクとした気持ちをくれるのも、Sexy Zoneならではのアイドル力だと改めて感じることができた2022年の正月だった。
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