対して中島は、2017年に5周年記念ツアー最終日にファンからサプライズローズをもらったことを振り返り、「この5人でこの花束を受け取れてよかったな」としみじみ。さらに、2020年に1年9カ月振りに5人が揃って出演した『THE MUSIC DAY』(日本テレビ系)で「RUN」を歌ったときに「誰ひとり欠けてはいけない究極のバランスなんだ」「これはどこまでも走り抜けていかなければと思った」とも。
きっと『THE MUSIC DAY』のときのように、この先また5人が揃った際にはこれまで以上に爆発的なパワーを見せてくれるに違いない。そして、この同窓会スペシャルのように、ファンもまたその日に向けて様々な夢を叶えようと奮起することができる。“いつか”と思える楽しみ(=夢)を見せ続けられること。そんなワクワクとした気持ちをくれるのも、Sexy Zoneならではのアイドル力だと改めて感じることができた2022年の正月だった。
Sexy Zone、誰かの夢の糧となる5人の穏やかな絆 温かな空気を共有した『らじらー!』同窓会SP
『Sexy Zoneのらじらー!同窓会スペシャル~おっきいステージも立てたらいいな セカンドシーズン~』と題した今回のスペシャル放送。冒頭では、かつてレギュラー放送時代にもメールを送ってくれたリスナーが「保育士になる夢を叶えた」と報告する場面も。
さらにほっこりとした気持ちになったのが、クジ引きで決めたツーショットで語らう「セクシークレットトーク」のコーナーだ。さっそく菊池&松島が「お互いのかわいいところは?」というお題に、日頃メンバーをイジる側の菊池に対して松島が「風磨ちゃんのかわいかった瞬間ですね、寝顔とか?」と発言。今回ばかりはマウントを取ることに成功したかと思いきや、菊池からすぐさま「松島の寝顔も好きだよ」とカウンター返しをくらってしまうから微笑ましい。
だが、次の「挑戦したいこと」のお題になると、菊池から松島に「連続ドラマとかどうですか?」とちょっぴり真面目なアシストが。これには松島も「やりたい! 学園モノで影のある役とか!」と嬉しそうに答え、「風磨くんにはアウトローな役もやってほしいし、声優とかも!」と盛り上がる。年下メンバーの成長を喜び、そして年上メンバーは憧れられ続けるという、大人になった兄弟感も垣間見えるトークとなった。
対して中島は、2017年に5周年記念ツアー最終日にファンからサプライズローズをもらったことを振り返り、「この5人でこの花束を受け取れてよかったな」としみじみ。さらに、2020年に1年9カ月振りに5人が揃って出演した『THE MUSIC DAY』(日本テレビ系)で「RUN」を歌ったときに「誰ひとり欠けてはいけない究極のバランスなんだ」「これはどこまでも走り抜けていかなければと思った」とも。
先述した菊池の「声優にチャレンジ」の話でも「マリウスが一番ガッツリやってるんじゃないですか?」「ガッツリ声優を5人で!」「めざせマリウスってことで!」と話が弾んでいた。
そんなマリウスに対していつでも帰ってこられる場所を整えて待つ柔らかな愛は、ファンも同じ気持ちのようだ。「世界のステージで披露してほしいメンバーのソロ曲」のリスナー投票でマリウスのソロ曲「all this time」が1位に選ばれてオンエアされたのだ。