Kurin.
今年のボーカロイドシーンの印象を話そうと思います。

今年(本当は去年末から今年にかけて)のボカロシーンは一言でいうと「目的因が爆発的に増えた年」であったように思います。

2017年から始まった「マジカルミライ楽曲コンテスト」の他、「#プロセカNEXT」や「音街ウナ5周年記念楽曲コンテスト」、「可不オリジナル楽曲コンテスト」、そして「ネタ曲投稿祭」、極めつきに「THE VOCALOID Collection(ボカコレ)」の開催と創作活動の動機が大きく増えたように感じました。

イラストなど楽曲以外の創作においても、プロセカのファンアートや可不、小春六花の発売など目的因が大きく増えたように思います。
Kurin.
その結果は出ています。以下は年別のニコニコ動画のボーカロイド楽曲数(「VOCALOID -歌ってみた -ニコカラ」で検索)と「ボーカロイド処女作」のタグのヒット数、その割合です(対数表示)。

https://images.plurk.com/7BYwFeX8W7OkhPgvv9o3K9.png
※各年1/1~12/31の検索結果。2021年は~12/7まで。

2019年以降のボカロ投稿数全体の増加もとても凄いですが、「ボーカロイド処女作」の数に驚くべきものがあります。最も全体の投稿数が多かった2012年を大きく超え、まだ1ヶ月を残して2000件をはじめて超えました。割合でいうと2019年から急増して5%に達しています。
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