浦木裕
古今和歌集假名序 AI讀解
燈露(ひつゆ) on Twitter
https://images.plurk.com/3CGBEoNtpQDsT8IGPjBiHJ.png
浦木裕
和歌は,人の心を種として,萬の辭とぞ成れりける。
 世中に或る人、事、業,繁き物なれば,心に思ふ事を,見る物、聞く物につけて,言出せる也。花に鳴く鶯,水に棲む蛙の聲を聞けば,息とし生ける者,孰れか歌を詠まざりける。

 力をも要れずして,天地を動かし,目に見えぬ鬼神をも哀れと思はせ,男女の仲をも和らげ,彪き武士の心をも慰むるは,歌也。

古今和歌集 假名序
載入新的回覆