masaka
れいわ新選組を新しい可能性とする捉え方と危険なポピュリズムとする批判が交錯する中、水島治郎『ポピュリズムとは何か』を読む。たしかにこれは「政治経済的『特権層』の特権削減、貧困層への再分配…」を主張するラテンアメリカ型ポピュリズムと近く、直接政権を取らなくても「既成政党に改革を促す効果」など、ポピュリズム=悪と単純には否定できない。一方で、この主張は「国家機能の大幅な拡大を前提」とし、南米では「国や州の財政赤字を拡大」して経済成長を阻んだり、権威主義的統治に走るなどの経緯が紹介されていて、動きを見ていく上での視点が得られる
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