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2018年台湾統一地方選挙の分析
http://www.tufs.ac.jp/ts/personal/ogasawara/analysis...
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政権の側には「改革の理念は正しいから必ず支持される」という思い込みがあった。「理解されないのは民衆が無知で宣伝が足りないから」と考え,9 月から政権全体で細かい数字をあげて宣伝活動を強化した。これは台湾政治の研究者にとっては既視感が強い。馬英九政権がまさにそうであった。「馬総統の満意度が低いのは政権の政策が理解されていないからだ」と考え宣伝を強化し,かえって泥沼に沈んでいった。興味深いことに蔡政権も同じ道を歩んだ。
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支持率一降低就會感覺是民眾不理解改革 宣傳不足 其實上個人正好也做過一樣的事 DE JAVU
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蔡政権が改革を争点にして自滅した。「ずる賢い」政治家ならば,選挙中は評判が悪い改革には触れず,地方選挙で勝ってから「政権と改革が信任された」というであろう。蔡英文は政治家としてまっすぐすぎたのだ。
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"比較奸詐的人這種時候應該避免談那些爭議性強的改革 等地方選舉贏了才跳出來說 人民選擇相信了政權和改革" www
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一方,国民党の丁守中は開票時に柯文哲と競り合いを演じたが,実は,丁の得票率は2014 年の連勝文の得票率とまったく同じ40.8%である。つまり,台湾全体で国民党が得票率を伸ばす中,台北市では国民党の票は伸びなかったのである。柯文哲が丁守中と競り合いになったは,投票率が前回より 4.5 ポイント低下したことが影響したと考えられる。
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丁丁的得票率跟四年前勝文完全相同 但考慮到全台的KMT得票率普遍成長=
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ところが,この移行期正義促進委員会の内部の会議で,副主任委員の張天欽が「侯友宜の過去を洗い出して選挙で打撃を与えよう」と発言し何名かがそれに賛同していたことが,9 月 12 日に台湾メディアによって暴露された。これは大きな政治的事件となった。移行期正義の名を語ってはいるが,内実は政治闘争の手段になっていることが露呈し,蔡政権・民進党に打撃となった。この失態は,「蔡政権が言っている移行期正義というのは党利党略の道具にすぎない」という国民党の主張を「証明」する形になった。
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其實我最不能接受的只有這件事情而已 其他都還算了
Phi.cpp
滿手好牌打到爛
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中間派や国民党支持の人の中にも,台湾の民主化における民進党の貢献を認める人は少なからずいるし,心の底に何かしらの恩義を感じている人もいる。これははっきりと表明されるのではなく,個人的な⾧い会話の中で浮かび上がる感覚だ。しかし,民進党がそれを振りかざすのには反感を覚える,だからそれを認めたくないという感情もある。そういったもやもやした雰囲気は,筆者が台湾政治に関心を持った時から感じてきたことだ。
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"照筆者長年訪談的感覺 即使在中間派甚至KMT支持者中也有不少人肯定DPP對民主化的貢獻 但是DPP不說還好 要是高舉起自己是民主守護者之類的大旗 就會猛烈地趕到反感"
更 日本學者認定傲嬌 wwwwwww
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民進党が予想外に早く立法院で過半数を制したために,民進党にとっての一時代が終わり,次の時代に入った。つまり,民進党の一つの歴史的役割は終わり,台湾社会における民進党の次の役割を提示しなければならなかったのに,その準備ができていなかった。これで民進党の賞味期限がいきなり切れてしまったと言える。
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