masaka
火の鳥の舞台映像を見て、フィナーレ(第2場)が余りに陳腐なことに驚き、翌年のペトルーシュカとこれほどの差があるのは一体なぜといくつか関連書をめくってみた。とりあえず言えそうなのは、前者は振り付けのフォーキンが中心なのに対して後者は美術のブノワの役割が大きいとか、前者は先に筋が決まっていたけれどストラヴィンスキーは「従来の筋のあるバレエのように描写に合わせる音楽を書きたくなかった」とか振り付けをあまり気に入っていなかったとか。見たのはマリインスキーとロイヤル・バレエで、いずれもフォーキンに基づくということもあるか
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