masaka
権代敦彦の「十字架の道/光への道」を、中嶋香の演奏で。7音上昇の反復とか装飾音型を縦に分節する密和音とか、シャリーノの弟子らしい要素が多く聴こえるが、どこかに向かっているような気がするのは道だからか。10年前のOp.9は叫び声や足音を入れたりして実験的で重苦しい。「青の彼方へ」は交差音から複雑化していく中心を鍵盤の両端のフィギュールが挟みやがて上昇音、静まって別のアプローチを。 ALM ALCD-63-64 #nml
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