隠し味
メモ
隠し味
アキツは食事に律儀だ。
律儀に、エレガントに拘っているのだ。

何にそこまでエレガンス?云々を追求するのだろうと、ヒジリは思う。そもそもあのサイコパス野郎はカニバリズムだったりしても全く意外ではい、むしろ普通に納得が行く。
隠し味
そのような一般人の、いや、一般人より健康的な食生活をアキツが好んで拘る方が、ヒジリにはよっぽど悪食に見える。

「おいそもそもお前なんでこんなに暢気に朝食食べてんだよ」

「ん?ヒジリくんの分も用意した方がいいのかい?でも君って不健康そうでいつも朝食事抜きにしているような顔に見えるけどね」
「あ、でも。一緒に食べたいなら今度君の分ももちろん用意するからね」

「⋯⋯」
隠し味
食事も殺しも一緒
むしろヒジリくんは殺しという行為を特別視しすぎる
殺しは食事と一緒だよ

当たり前で、生きていくに必要で、生活そのもののようで

みんながよく言うんじゃない?ライフワークバランスって
まぁ殺しは好きでやっているけど、それでも仕事みたいで、いや実際ワークとしてやっているしね

これが、ライフワークバランスということなんだ

わかったかい?ヒジリくん

次からはヒジリくんの食事も用意するから、一緒に食べなよ

どうだい?勉強の一環でも合っているはずだよ
隠し味
変な理屈でペラペラ喋るアキツさん尊いすぎて死ぬ⋯⋯変な理屈で優しそうな軽い?口調でペラペラ喋るサイコパスキチガイシリアルキラーアキツさん最高である⋯⋯
優しく頼もしく大男で優男で若造にウキウキにうるさくする心根がなんだかんだ同類!?には優しそうなアキツさんェ⋯⋯
て言うか殺しが大好きなら、大好きなヒジリくんも殺したかったりして⋯⋯自分の手で殺したいけど一緒に行きたいとかとか
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