東現美「笹本晃 ラボラトリー」に行ってきた。《鋼の屈曲試験/引張試験》《ドー・ナッツ・ダイアグラム》《誤りハッピーアワー》などの映像はどれも奇抜な発想の運動で見入ってしまう。最後に破壊という共通点があるのも面白い(ドー・ナッツは2年前に森美術館でも見た)。《ストレンジ・アトラクターズ》は数学的なスケッチやらいろいろぶら下げたインスタレーションの複合で後者2映像も連動してるのか。《スピリッツの3乗》はシードル醸造所の建築遺産を利用し工業用ダクトをうねらせたダイナミックな一部屋。《測深線》はルアーが弾け、《流し台で社会の縮図》は貝殻なドッが動き回る。とても面白かった。コレクション展3回目は淺井裕介《素足の大地》に再会できて嬉しい