メメ

イカロス
キュビットとサイキー

カナリア

銀色の砂漠
蜃気楼の中には、もう会えない彼女

奧菲斯

月の明かりに染められ　うみのような銀色の砂漠
涸れた血さえ見えない
行く先をなくしても　この身だけ守りたい

甘いまぼろしにおいて　蜃気楼に目を閉じて
指先が触れている砂に沿って
誰の声が遠くて　歌われていた懐かしいうた

［ああ　旅人よ　ああ　留めよう
ああ　銀色の夢に　溺れよう］

［誰も会える月の荒野（あらの）　夜霧中の城
氷より寒くなるのは　別れたこころ］

［ああ　旅人よ　ああ　留めよう
ああ　銀色の夢に　溺れよう］

急に現れた月のフェリーに取り巻くの主人公は、逃げようにするものの、目を開けると夜霧に道を迷った主人公は、フェリーたちに回されて、さらに深い霧に巻き込んだ
そして、月の明かりに現れたのは、もう二度と会えないはずの彼女
彼女は、一度に表したのは再会の嬉しさ、二度に表したのは思念を溢れる懐かしい微笑み、3度に表したのは別れたの悲しみと寂しい顔、笑顔としても帰ろうと言わんばかりの顔でしている、そして振り返ろうにしたとたん、別れをたまらぬ主人公が彼女の手を取って、後ろから抱いた
これが幻覚しか思わない主人公は、彼女の手を触って、たまらない嬉しさに溢れる、すぐに彼女と踊り始まる