浦木裕
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浦木裕
浦木裕
斯くて後に,其龜卜法,復皇國に傳りたるに,其法もと同法為れば,良く符へるは然る物なるに,況て灼く物の龜甲なるが,鹿骨よりは,取るに便宜しと為て,對馬卜部の人人の,內內其を用ひたるが。天智天皇の御世に,令典を撰ばしめ給ふ時に,萬づ古風を止めて,漢風に依らむと為賜ふ御舉也然ば,此時公に用給へる故に,大寶令に。卜兆と記されたり。【義解に:「卜者灼龜也,兆者灼龜縱橫之文也。」と見え。同じく集解に:「灼驗為兆。」とも有るを思ふべし。】
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