yoyuru@BLP破壞者
【筆記】《紫式部集》
はるかなるところへ、行きやせむ行かずやと、思ひわづらふ人の、
    山里より紅葉を折りておこせたる

8 露深く おく山里の もみぢ葉に 通へる袖の 色を見せばや

    返し

9 嵐吹く 遠山里の もみぢ葉は 露もとまらむ ことのかたさよ

    又、その人の

10 もみぢ葉を さそふ嵐は はやけれど 木(こ)の下ならで ゆく心かは
yoyuru@BLP破壞者
【通釈】
    はるかに遠いところ(身内の任国)へ行こうか行くまいか、と思い悩んでいる人が、
    山里より紅葉を折って手紙に付けて贈ってきた
        
  露を置いてしっとりと濡れているもみじの葉のように、嘆きの涙で紅に染まっている
  わたしの袖の色を、あなたにお見せしたいものです。  
  
    その返事
    
  嵐の吹いている遠山里のもみじの葉には、露は少しの間もとどまっていることは
  できないでしょう(あなたもきっと、家族について遠いところへ行くことになるでしょう)。
yoyuru@BLP破壞者
また、その人の返事

  枝に付いているもみじの葉を散らそうとする嵐の力は強いけれど、木の下でなくて、
  どこへ散っていくことがありましょうか(わたしを下向させようとする人の気持ちは固い
  けれど、あなたのいるこの都でなくては、どこへも行きません)。
yoyuru@BLP破壞者
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yoyuru@BLP破壞者
8 露深く おく山里の もみぢ葉に 通へる袖の 色を見せばや
    返し
9 嵐吹く 遠山里の もみぢ葉は 露もとまらむ ことのかたさよ
yoyuru@BLP破壞者
我喜歡這段的回應
yoyuru@BLP破壞者
不過對我來說這三首的理解是特別困難的
yoyuru@BLP破壞者
10 もみぢ葉を さそふ嵐は はやけれど 木(こ)の下ならで ゆく心かは
這段我覺得有感動的感覺QQ
yoyuru@BLP破壞者
紫式部在和歌的表現上感覺是習慣將一個景色完整後,然後做出回應的人
yoyuru@BLP破壞者
有不少是接著詩繼續延續
yoyuru@BLP破壞者
先前我有看到源氏物語的日文抄本,我沒有買,因為想說可以之後去買齊
yoyuru@BLP破壞者
因為那本只有通譯過的 我想要看原始版本的ˊˋ
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