身の回りの記録簿
動詞
「逸/早(はや)る」:
I.早く実現させたくて気持ちばかりあせる。「心が―・る」
II.興奮して荒立つ。勇みたつ。「血気に―・る」(一時の意気に任せて向こう見ずに事をする。「―・った行動」)
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I.と、逸る会いたさを抑えて、こんどのことも手紙でばかり消息していた。母からもしばしば使いが来た。
吉川英治『新書太閤記(二)』より引用
II.たん(単)なる推定だけではないか。気は逸っても、それらを纏(まと)めあげるだんになると、たやすくはいかない。陪審(ばいしん)というものは、推論だけにもとづいて、有罪の判決をくだすことはない。
シムノン/稲葉明雄訳『怪盗レトン』より引用
身の回りの記録簿
勇(いさ)み立つ:勇気を奮(ふる)い起こし勢いこむ。気負いたつ。奮起する。元気づく。「盛んな声援に選手たちは―・った」
身の回りの記録簿
向こう見ず:将来のことを考えずに行動すること。また、そのさまや、その人。無鉄砲(むてっぽう)。「向こう見ずな発言」
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無謀(むぼう):結果に対する深い考えのないこと。また、そのさま。無茶。無鉄砲。「無謀な旅程」「無謀運転」
身の回りの記録簿
消息(しょうそく):
I.人や物事の、その時々のありさま。動静。状況。事情。「その後の消息を尋ねる」「政界の消息に通じている」
II.状況や用件などを手紙などで知らせること。また、その手紙や連絡。音信。音沙汰。たより(便り)。「消息を交わす」「漁船が消息を絶つ」
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音信不通(おんしんふつう):《「いんしんふつう」とも》電話や手紙などによる連絡が何もないこと。「卒業以来音信不通の友人」
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容易(たやす)い:わけなくできるさま。容易である。やさしい。「いとも―・く解決する」
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下(くだ)す:上位の人が下の者に物を与えたり、命令・判断などを与えたりする。「褒美を―・しおく」「判決を―・す」
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