
masaka
エルナズ・セイエディの「私のなかの太陽」を、コマス・アンサンブルの演奏で。BCl+Fg+Hr+Vn+Va+Vc+Cbで低いG音の周囲に微分音的ゆらぎというかノイズのような音の帯が。「あらたな海へ」はCl+Accrdでハーモニクスや息音も用いながら長音がゆらゆら変化する。「可能性の予感」はVc+Hpで最低音域の蠢きが時々発火する。「純然たる雪」はCl+Hr+Vcで厚みのある音と孤独な音の交差。「内側のかけら」はFl+Cl+Hr+Va+Cb+Pfにハリー・パーチの作ったカノン(微分音ツィター)を加えて荒々しい低音と内部奏法らのグリッサンドそしてカノンの侘しい反復音。Wergo WER6444-2 nml